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2013年11月15日


今期から、月に1回開催することにしました。

当社は、SFDC(セールスフォース)を導入していますので、

そのデータを集計・分析した結果をマネージャー全員で見て理解し、
日常のマネジメントにどう活かすか?を考える会が、

マネジメント検討会

なのです。


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みんなの真剣な表情がとても嬉しいですね。

非常に充実した会議になっています。


どこの会社でも、日常の活動データを入力させているケースが多いですよね。

でも、そのデータを何に活用するか?と聞かれれば、

・その情報は会社の財産だから。

・記録そのものが自分のためになるはず。

と答えるケースが多いですよね。
 
ですが、最も重要なのは、マネージャーが、個々人の活動状況を分析することにより、

個々人が気づいてない様々なことに気づいてあげそれを指導し、

結果、本人の実績アップとマーケティング能力の向上につなげられることだと思うのです。

SFAという言葉、ご存知と思います。

Sales Force Automationの略ですよね。

意味は、その名の通り「営業支援システム」ということですが、発祥は、1990年代にアメリカの営業管理手法として始まったものです。

アメリカの営業マンは、普通、契約社員、つまり、フルコミションでの契約で仕事をしていますので、

離職率が高く、その状況の中で、営業プロセスを確立・管理することで、人が変わっても営業品質を一定化する目的で始まったと言われています。

おそらくは、当時の世界的な科学的営業会社と言われた2社、我が米ゼロックス社かIBM社で始まったのでしょう。

でも、それだけだと、つまり「営業を管理する」だけのツールだと、なかなか定着しないのは当然、

だからこそ、このようなデータを入れる価値、それが、会社財産とかではなく、

直接自分のメリットになる、つまり、自分の業績に繋がる、ような活用に仕方をしないと誰もデータを入れなくなり、

だから、世の中のSFAで成功しているものはないとまで言われるのです。

そうなのです。

だから、上司であるマネージャーが、その報告データをしっかり見て、

そのデータを自分の視点で、この視点がマネージャーの力量!、切り刻んで、

本人に対しアドバイスし結果につなげることが、最大の活用促進になる訳です。

そう言えば、私、ゼロックス時代、営業マネージャーの頃、当時、PCでのゼロックス独自のSFA(NewDCSと言いました)が出始めた頃、

自分の机の前に、フロッピーが入る箱を作り、長方形に仕切りを付け、

1つ1つのしきりに部下の一人ひとりの名前をシールで貼って、

部下達に、日々の活動を入力したフロッピーを毎日提出させてましたね。


で、そのデータ全員分を自分のPCに落とし、

そのデータを個々人別と全体で切り刻み、個々の攻略先へのアドバイスをしたり、

担当リスト全体に対する営業活動の方向性のチェック、全体の計画作成などにフル活用していました。

反対に、営業同行は、ほとんどしませんでしたね。

それで、毎回(半年ごと)のチーム別コンテストには上位入賞してました。

で、その報奨として、半年に一度、チーム全員で海外旅行に行かせてもらってましたね。

ということで、マネージャーはOJTも重要ですが、データ分析による課題抽出と対策指導は、もっと重要なことだと思いますね。

ぜひ、当社のマネジメントをそのように定着させたいと思っています。

大企業の高品質な現場マネジメント力を持つ
「熱き、熱き、ベンチャー企業!」

にしますぞ!

Paradox、Paradox、ですね。(^^ゞ

 

2013年11月14日


さて、いよいよ今日は第1回レセコンセミナーです。

9時過ぎに会社に来ると、、、

おーー、エレベーターの前に案内板が立っていました。

 
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そうなのです、

 ▶午前は、レセコンセミナー

 ▶午後は、ネットセミナー

なのです。1日、2回の講演です。

「レセコン」って、医科・薬剤・歯科業界以外の方は馴染みがないと思いますが、レセプトコンピューターの略です。

その「レセプト」とは、患者が受けた診療について、医療機関が保険者(市町村や健康保険組合等)に請求する医療報酬の明細書のことであり、

それを請求するコンピューターシステムのこと「レセコン」と言います。

医歯薬は、自由診療以外は、これを請求しないと、つまりは収入が入ってこないと言う訳ですから、必ず請求する訳ですが、

これを手書きでやると、書く方も大変ですし、チェックする方も、めっちゃ大変な訳であり、

それに合わせて、ミスが多発、差し戻し、また申請、またチェックという流れになる訳ですから、

それこそ、人手も時間も、膨大な無駄が発生している訳です。

 
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これまでのレセコン導入により、再請求は半減してます!

 
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レセプトをチェックする事務員の数も、ベラボーに減少しています!

 
ですので、このレセコン、2011年3月までに医・歯・薬全てでデジタル化の導入が義務付けられていたのです。

が、医・薬が、ほぼ全件で導入されたにもかかわらず、歯だけが50%台の導入率しか進まず、

結果、4年の猶予をもらい2015年3月までに、例外を除き、全件導入を果たすよう義務つけられたものです。

で、もう一方では、電子カルテの問題があります。

政府は、この問題に対し、どこでもMY病院構想

を打ち出しました。


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これは、カルテや薬剤情報をすべて電子化することにより、

「全国どこでも過去の診療情報に基づいた医療を受けられるとともに、
 個人が健康管理に取り組める環境を実現するため、
 国民が自らの医療・健康情報を電子的に管理・活用するための
 全国レベルの情報提供サービスを創出する。」

が目的で推進される国家プロジェクトです。

つまり、受診した医院や歯科医院でのカルテ情報を、
その場で自分のIDカードに登録し、
その情報を別の病院でも引き継ぎ共有化できるので、

自身で病院を選択できるし、同じ検査などを何度も繰り返すこともなく、

本人も楽ですし、医療費も削減できるという仕組みのことです。

で、費用は、勿論、治療の内容によって決まる訳ですから、

治療内容=カルテが電子化されれば、
その情報を元に、レセプト(費用情報)は簡単に作成できる訳です。

つまり、上流の電子カルテ、そして、下流のレセコン、という流れな訳です。

歯科は、これを、約半分の歯科医院が、

・全部手書き、
・カルテは手書き、レセコンはシステム
・カルテとレセコン共にシステムだが、別々のシステム、

などのような状況で医療業務に従事している訳です。

ですので、この機会にせっかく導入するのであれば、カルテと請求の合体システムを、、、、

あれれれれ?、ビジネス界にいらっしゃる方は、あれ?っと思われますよね。

そうなのです。

カルテ=お客様情報

レセコン=請求書

ですので、CRMシステム(SFA含)と同じ!

なのです。

そうなると、

・ミスが減る、

のは勿論ですが、

・患者満足度も向上する。

・医師も忙しい中から時間が捻出できる。

訳です。

ぜひ、当社のセミナーをお聞きいただき、

単なる「請求書発行システム」を導入されてしまうのではなく、

「正しいデジタル化」

を推進してください。

 
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ってことで、いつものセミナー風景です。(^^ゞ

 

2013年11月13日


今日は、ちょっと重い話材です。

これは、以前にも、書かせていただきましたが、私が本当に微力ながらご支援させていただいています、福島の新NPO法人「こころ未来プロジェクト」、からの報告です。

何の数字かと言いますと、、、

福島県の県民健康管理調査(平成25年9月現在)によりますと、

甲状腺癌、および、
甲状腺癌の疑いのある事故当事未成年者数が、

H23-H25/9月までで、

「59名」となった

という報告(発表)のことです。

これを地域別にマッピングしたものが、以下です。

 
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これが多いのか少ないのか?という話しですが、

一般的に、専門医は別として、
1名の小児科医が甲状腺癌の患者を担当する機会は、
一生に一度あるかないかだそうですし、、、

さらに、1つの見方として、

チェルノブイリのデータは、以下です。

 
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事故発生は1986年4月ですので、その翌年から徐々に増え始め、

約4年後の1990年には15名となり、
その後、毎年50人レベルとなっています。。。
(※以下は、上記の表をグラフ化したもの)


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で、以下は、福島のH23年~H25年9月までの年度分布です。


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赤いラインを引いたところですが、

H23年 14例
H24年 44例
H25年  1例(※但し1月-9月まで)

となっています。

で、H25年が少ない理由は、

・まだ、今年の調査は「半年」だということ、

・「B判定者」の再検査がなされていないこと、
 (B判定=5mm以上のシコリか20mm以上の嚢胞保持者を指します)

・前年までの計測した人を再度計測していない、
 (「潜伏期間が4年」と言われている)

からだそうで、潜在的には、H24年同様(以上?)の数値ではないかと想定されるそうです。

また、この細胞診の検査の的中率は、96%とのことですので、ほぼこの全員の方が、残念ながら癌化していると思われるそうです。

さらに、この発症年齢が10代であることも悲惨な結果としか言いようがないです。。。


今、世間では、小泉元総理の発言をめぐってゴタゴタしていますが、

私は、小泉元総理の言うとおり、
国家の方針として「原発ゼロ」を目指すべき!とするべきと思いますし、

この事実(上記データ)を重く受け止め、福島の現状に対し、楽観的な見方をするのではなく悲観的に見ること、

そして、それを基に、最大限の対策(少しでも疑わしきは「徹底対策」)を打つべきであると考えます。

2020年、日本の将来を握る東京オリンピックまで、まだ7年あります。

ですので、

▶どんな小さなことにも蓋をせずに、

▶むしろどんどんオープン化し、

それに対し、

▶最大限の、これ以上ないという対策を実行すべき

と思います。

そして、その様子を、日本国内に、そして世界に向けて、発信すべきと思います。

それが、

世界に誇れる日本の姿勢だと、

私が大好きな日本だと、

強く思います!

 ・
 ・
 ・

なんか、急に、24(TWENTY FOUR:米国の超ヒットドラマ)のパーマー大統領とテーラー大統領を思い出しました。

私、このドラマ、大好きなので。

ドラマとは言え、両大統領の正しい信念を貫こうと言う姿勢、間違った場合の対処判断、には感動しますよ。

ははは。(^^ゞ


 

2013年11月12日


さてさて、歯科を取り巻く環境の中で、最も大きな問題の1つが、

デジタル化

です。

その課題に迫る

「レセプト電子化を学べるセミナー」

11月14日から開始します。

 
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この問題は、すでに、2011年4月からは、医や薬は、ほぼ100%のレセプトのデジタル化が果たされており、従って、その上流であるカルテもデジタル化され、

・医療的な面からみれば無駄な医療費の削減、

 →紙のレセプトを、1枚1枚、ミスがないかをチェックする、
  そのコスト(人件費、時間)などが大幅制限され、

・デジタル化された情報を医歯薬で医療連携し総合治療にあたれる、

また、

・患者からみれば、治療内容や請求内容の明確化、診療記録の共有化、

などなど、デジタル化による効果は、政府、医師、患者のだれにとっても絶大なる成果を得られます。

また、ビジネス界ではすでにあり得ないことですが、、、、

レントゲン、CT、口腔内写真、CCDカメラ、の画像プロトコルが、現在もまだ別々の形式で保存されているそうで、一元管理することができない状況。。。

それらを共有化するためのdicom規格(ダイコム:医療画像の国際標準規格:厚労省が認可している唯一の基準)などに準拠した製品も開発されていますが、

その浸透率は、医療連携を目ざす大学病院以外ではほほとんど浸透していないとのこと、、、、

と、驚くような状況なのです。


当社は、ご存知の通り、創業以来手がけてきまして、大手企業Eコマース事業の成功に向けた「ネットで収益を上げるノウハウ」を、コンサルティングとして中小企業や歯科業界にご提供してきた訳ですし、

それを、2009年3月からは、歯科医院での最も重要な課題である「集患」のためのネットコンサルティングに落とし込み手がけてきました。

これは、当社の企業理念である、

お客様の(この事業の場合、歯科医院の)「収益向上」を果たすためですが、

さらには、集患以外の大きな課題にも手を付けなくてはならないと考え始め、まずは、喫緊に迫る課題であるデジタル化の推進から取り組むことにした訳です。

勿論、それ以外も「教育・人材」という課題もあります。

それらも、おかっけ取り組んで行く予定にしていますが、まずは、2015年4月~に迫った、レセプトに電子化必須!を、価値あるものにしていただくために、

つまり、間違った認識で導入してしまったり、

単純にレセプトだけを電子化すればいいんでしょ?という考えで導入してしまったり、

に対し、正しい選定と導入を支援することから始めたく考えております。

 
ということで、まずは、ぜひ、ご参加いただけましたら幸いです。(^^ゞ

お申し込みはこちらまで。

 

2013年11月11日


ようやくビルの1Fに、看板がはいりました!

 
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なんか、感慨深いですねぇ~。。。
2フロアになっちゃいました。(> <)


貸し会議室、たくさん借りていただかないといけないですね。


さてさて、今日は(ほんとは昨日)、、、、

当社管理部の姉御、Iさんの誕生日!

 
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おめでとっ!(^^ゞ

Iさん、今年1年の豊富は?って聞いたら、

「もっともっと人たらしになります!」

ってことでした。

採用担当なもので、と付け加わりました。(^ ^)/

 

2013年11月10日


今日は、第93回目の歯科セミナー in「金沢」でした。

金沢と言えば、

江戸時代、大名中最大の財政規模を誇った加賀藩、

「加賀百万石」

の城下町として栄えた北陸最大都市ですよね。

町並みも非常に美しく、

 
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ゆっくりと訪れたい名所ですよね。

観光地としても、兼六園


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金沢城址、


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うーん、やっぱ、セミナーじゃなく、お休みを取って、
ゆっくり旅行で訪れたい所ですよね。(^^ゞ


し、し、しかし、
そんなのんびりしたことを言っている場合ではなく、、、、

 
今朝、8時過ぎに、先乗りのWくんから電話、

「ん?」

いつもは、当日朝には入らない電話ですので、

「何かあったな?」

と感づいたのですが、やはり、、、、、

「緊急事態です!

 強風で小松空港に着陸できない可能性があるとの情報です。

 社長のパート(13:00~です)は電車では間に合わないので、

 羽田空港での状況次第では、
 本社からの遠隔セミナーでよろしくお願いします。」

と。。。。。

「了解、まずは、羽田に行き状況を連絡する!」

と返答し、急ぎ、羽田空港に向かいました。

そうしたところ、電話の通り、掲示板には、

「条件付き運行」

と記載されていました。

JALカウンターに行き地上勤務のお姉さんに聞いたところ、

小松空港の上空が強風と雷で天候が荒れていて、

機長が降りられないと判断したら、
羽田空港に引き返すか、大阪伊丹空港に向かうか、
になります、と。。。。

前述の通り、乗ってしまってからでは遠隔からの出演も出来ませんので、
とりあえずは、搭乗口で待つことにしました。

で、搭乗案内が始まった時、搭乗口の地上勤務員さんに、再度確認。

条件付きの条件は、

レベル「1」

だそうで、これは3段階の一番低いランク、

つまり、降りられる可能性が高いレベル、ということです。

しかし、乗ったら最後、判断は機長任せになります。

そこで、事情を説明し、
機長と管制塔に最終確認していただけないかとお願いし、

その結果、

天候回復は望めるものの、
やはり、小松空港上空に行かないと判断できない

とのこと、

結論は出ました!

本社に戻り、

遠隔講演

となった訳です。。。

 
2部、3部の講師は、電車に振り返し、それぞれの出演時間までには到着できそうですが、私にはこの方法しかなかった訳です。

で、本社で、この日のために事前にテストしておいたTV会議システムで講演。

最初のご挨拶では、私の姿をスクリーンに写すこともでき、

続く講演のパワーポイントも、私の(東京本社の)パソコンから私自身で操作でき、

また、会場の様子も見ながら講演を行うことができました。

 
Goooood!(^ ^)v

 
会場にご来場頂きました皆様にとっては、
直接、目の前での講演ではありませんでしたので、
多少、お聞きになりづらい部分も多々あったかとは思います、

ご迷惑をおかけし、本当に心苦しい思いでしたが、
それでも、何とか最低限レベルでの講演が実施できほっとしました。

 
ということで、間もなく18:00で金沢セミナーが終了します。

 
みんな、ご苦労さま。

この緊急対応の中、現地スタッフのテキパキした準備に感動しました。

「熱」

のこもった準備姿勢、カメラ越しに感じました。

やはり、当社のスタッフは、熱い!!です。(^^ゞ

今日は、そんな、慌ただしい1日でした。

 
最後に、、、、

実際に飛行機が小松空港に降りられたかどうかは確認していませんが、
(確認しても意味がないので。。。)

今日の判断に、間違いはなかった!と、今も思っています。

皆さんなら、どうご判断されましたかね?(^^ゞ

 

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デジタルワン株式会社 代表取締役社長 中谷泰志

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代表取締役社長 中谷泰志

富士ゼロックス株式会社 本社営業戦略GM、壁紙ドットコム株式会社 創業・代表取締役社長、GMOインターネット株式会社 取締役を経て、2004年12月 デジタルワン株式会社を創業し、代表取締役社長に就任。他、金沢工業大学虎ノ門大学院客員助教授、一般社団法人日本優良品協会(LPAJ)設立・理事兼事務局長。


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