「59名」となってしまいました。。。。
今日は、ちょっと重い話材です。
これは、以前にも、書かせていただきましたが、私が本当に微力ながらご支援させていただいています、福島の新NPO法人「こころ未来プロジェクト」、からの報告です。
何の数字かと言いますと、、、
福島県の県民健康管理調査(平成25年9月現在)によりますと、
甲状腺癌、および、
甲状腺癌の疑いのある事故当事未成年者数が、
H23-H25/9月までで、
「59名」となった
という報告(発表)のことです。
これを地域別にマッピングしたものが、以下です。
これが多いのか少ないのか?という話しですが、
一般的に、専門医は別として、
1名の小児科医が甲状腺癌の患者を担当する機会は、
一生に一度あるかないかだそうですし、、、
さらに、1つの見方として、
チェルノブイリのデータは、以下です。
事故発生は1986年4月ですので、その翌年から徐々に増え始め、
約4年後の1990年には15名となり、
その後、毎年50人レベルとなっています。。。
(※以下は、上記の表をグラフ化したもの)
で、以下は、福島のH23年~H25年9月までの年度分布です。
赤いラインを引いたところですが、
H23年 14例
H24年 44例
H25年 1例(※但し1月-9月まで)
となっています。
で、H25年が少ない理由は、
・まだ、今年の調査は「半年」だということ、
・「B判定者」の再検査がなされていないこと、
(B判定=5mm以上のシコリか20mm以上の嚢胞保持者を指します)
・前年までの計測した人を再度計測していない、
(「潜伏期間が4年」と言われている)
からだそうで、潜在的には、H24年同様(以上?)の数値ではないかと想定されるそうです。
また、この細胞診の検査の的中率は、96%とのことですので、ほぼこの全員の方が、残念ながら癌化していると思われるそうです。
さらに、この発症年齢が10代であることも悲惨な結果としか言いようがないです。。。
今、世間では、小泉元総理の発言をめぐってゴタゴタしていますが、
私は、小泉元総理の言うとおり、
国家の方針として「原発ゼロ」を目指すべき!とするべきと思いますし、
この事実(上記データ)を重く受け止め、福島の現状に対し、楽観的な見方をするのではなく悲観的に見ること、
そして、それを基に、最大限の対策(少しでも疑わしきは「徹底対策」)を打つべきであると考えます。
2020年、日本の将来を握る東京オリンピックまで、まだ7年あります。
ですので、
▶どんな小さなことにも蓋をせずに、
▶むしろどんどんオープン化し、
それに対し、
▶最大限の、これ以上ないという対策を実行すべき
と思います。
そして、その様子を、日本国内に、そして世界に向けて、発信すべきと思います。
それが、
世界に誇れる日本の姿勢だと、
私が大好きな日本だと、
強く思います!
・
・
・
なんか、急に、24(TWENTY FOUR:米国の超ヒットドラマ)のパーマー大統領とテーラー大統領を思い出しました。
私、このドラマ、大好きなので。
ドラマとは言え、両大統領の正しい信念を貫こうと言う姿勢、間違った場合の対処判断、には感動しますよ。
ははは。(^^ゞ