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2013年11月14日


さて、いよいよ今日は第1回レセコンセミナーです。

9時過ぎに会社に来ると、、、

おーー、エレベーターの前に案内板が立っていました。

 
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そうなのです、

 ▶午前は、レセコンセミナー

 ▶午後は、ネットセミナー

なのです。1日、2回の講演です。

「レセコン」って、医科・薬剤・歯科業界以外の方は馴染みがないと思いますが、レセプトコンピューターの略です。

その「レセプト」とは、患者が受けた診療について、医療機関が保険者(市町村や健康保険組合等)に請求する医療報酬の明細書のことであり、

それを請求するコンピューターシステムのこと「レセコン」と言います。

医歯薬は、自由診療以外は、これを請求しないと、つまりは収入が入ってこないと言う訳ですから、必ず請求する訳ですが、

これを手書きでやると、書く方も大変ですし、チェックする方も、めっちゃ大変な訳であり、

それに合わせて、ミスが多発、差し戻し、また申請、またチェックという流れになる訳ですから、

それこそ、人手も時間も、膨大な無駄が発生している訳です。

 
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これまでのレセコン導入により、再請求は半減してます!

 
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レセプトをチェックする事務員の数も、ベラボーに減少しています!

 
ですので、このレセコン、2011年3月までに医・歯・薬全てでデジタル化の導入が義務付けられていたのです。

が、医・薬が、ほぼ全件で導入されたにもかかわらず、歯だけが50%台の導入率しか進まず、

結果、4年の猶予をもらい2015年3月までに、例外を除き、全件導入を果たすよう義務つけられたものです。

で、もう一方では、電子カルテの問題があります。

政府は、この問題に対し、どこでもMY病院構想

を打ち出しました。


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これは、カルテや薬剤情報をすべて電子化することにより、

「全国どこでも過去の診療情報に基づいた医療を受けられるとともに、
 個人が健康管理に取り組める環境を実現するため、
 国民が自らの医療・健康情報を電子的に管理・活用するための
 全国レベルの情報提供サービスを創出する。」

が目的で推進される国家プロジェクトです。

つまり、受診した医院や歯科医院でのカルテ情報を、
その場で自分のIDカードに登録し、
その情報を別の病院でも引き継ぎ共有化できるので、

自身で病院を選択できるし、同じ検査などを何度も繰り返すこともなく、

本人も楽ですし、医療費も削減できるという仕組みのことです。

で、費用は、勿論、治療の内容によって決まる訳ですから、

治療内容=カルテが電子化されれば、
その情報を元に、レセプト(費用情報)は簡単に作成できる訳です。

つまり、上流の電子カルテ、そして、下流のレセコン、という流れな訳です。

歯科は、これを、約半分の歯科医院が、

・全部手書き、
・カルテは手書き、レセコンはシステム
・カルテとレセコン共にシステムだが、別々のシステム、

などのような状況で医療業務に従事している訳です。

ですので、この機会にせっかく導入するのであれば、カルテと請求の合体システムを、、、、

あれれれれ?、ビジネス界にいらっしゃる方は、あれ?っと思われますよね。

そうなのです。

カルテ=お客様情報

レセコン=請求書

ですので、CRMシステム(SFA含)と同じ!

なのです。

そうなると、

・ミスが減る、

のは勿論ですが、

・患者満足度も向上する。

・医師も忙しい中から時間が捻出できる。

訳です。

ぜひ、当社のセミナーをお聞きいただき、

単なる「請求書発行システム」を導入されてしまうのではなく、

「正しいデジタル化」

を推進してください。

 
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ってことで、いつものセミナー風景です。(^^ゞ

 

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デジタルワン株式会社 代表取締役社長 中谷泰志

デジタルワン株式会社
代表取締役社長 中谷泰志

富士ゼロックス株式会社 本社営業戦略GM、壁紙ドットコム株式会社 創業・代表取締役社長、GMOインターネット株式会社 取締役を経て、2004年12月 デジタルワン株式会社を創業し、代表取締役社長に就任。他、金沢工業大学虎ノ門大学院客員助教授、一般社団法人日本優良品協会(LPAJ)設立・理事兼事務局長。


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