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2013年8月27日


今日は、オプテック社のN社長にお会いし、この会社が開発するOpt.oneというレセコンのシステムを拝見させていただきました。

これが、なかなか素晴らしいシステムで、感動しました。

レセコン(診療報酬明細書)とは、レセプトコンピュータのことです。

 
医療機関は、レセプト(診療報酬明細書)を支払機関(国保連合会、都道府県の社会保険支払報酬基金)へ提出する事で診療報酬を得ていますが、

その明細書の作成には高度な専門知識と複雑な計算が必要であり、医療機関にとっては重い負担となっていたそうですが、

70年代から登場する「レセプトコンピュータ」が診療報酬点数を計算し、レセプトをプリンタで印刷できるシステムが大幅に普及し始め、それを「レセコン」と呼び、

今では、医療の世界では、医局にレセコンが当然のように導入されているのが現状なのです。

さらには、厚生労働省により2011年頃にレセプトのインターネット通信を利用した、完全電子請求(電子化・電算化)が推し進められているそうです。

これは、歯科でも同じであり、すでに何らかのレセコンを導入している歯科医院は、全国68,000件の歯科医院の中で、約85%だそうですが、2015年4月までには、まずは導入100%にすることを厚労省から義務つけられているのです。

 ※但し、65才以上の先生だけで運営する歯科医院は、猶予期間が設けられているそうです。(> <)

でも、その85%に導入されているほとんどのレセコンは、前述の通り、診療報酬を請求するためだけのものになっており、患者目線が欠けているのが現状。

皆さんも、お気づきになったことはないですか?

病院で領収書をもらっても、その明細には、点数だけが書かれており、どんな症状に対しどんな治療を行ってくれたのか?、その費用はそれぞれいくらなのか?、などまったく不明であり、

我々が臨むのは、患者が見てもわかるようなわかりやすい説明(患者提供文書)、さらには、カルテに記録された専門用語が理解しやすい言葉に置き換えられ提供してくれる、また個々の治療の費用がわかることだということを。。。

また、それだけではないです。

患者の治療の履歴などもしっかり記録できれば、予約を受け付ける際にも、患者さんとの距離が縮まり、患者さんも自分のことを受付の方まで把握してくれているんだなぁ~と嬉しく感じるに違いありません。

レセプトは、患者さんを治療した結果、出てくる書類であるのだから、その上流である患者さんと医院の治療の歴史がすべて記録されており、その情報を医師や衛生士が、そして患者自身も共有化し、信頼関係を高め治療を進めてゆくための道具、

それが、このOpt.oneでした。

患者さんに最高のケアをお届けするための1つの優秀なシステムです。


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当社のクライアント様は、皆さん、患者様の満足度をとっても重要視されますので、親和性は大変高いように感じましたので、ぜひ、ご紹介してゆきたく思いました。(^^ゞ


すでに導入1000社を超える勢いだそうですが、N社長曰く、まだまだ知られていないのだそうです。。。。ご存じでしたか?

 
 

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デジタルワン株式会社 代表取締役社長 中谷泰志

デジタルワン株式会社
代表取締役社長 中谷泰志

富士ゼロックス株式会社 本社営業戦略GM、壁紙ドットコム株式会社 創業・代表取締役社長、GMOインターネット株式会社 取締役を経て、2004年12月 デジタルワン株式会社を創業し、代表取締役社長に就任。他、金沢工業大学虎ノ門大学院客員助教授、一般社団法人日本優良品協会(LPAJ)設立・理事兼事務局長。


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