「営業」と「販売」はまったく違う仕事!
昨日の新卒一次面接に来た男子学生に「どんな仕事がしたいの?」って聞いたら、
「営業がやりたいです!」って答えました。
面構えはなかなか良く、顔も日焼けして真っ黒で、身体もがっちり。
聞くと、ラグビーの名門高校で鍛えられ、通常受験して入学した大学では、ラグビーサークルの主将を努めているそうである。
まずは、「自己紹介をどうぞ」と、
私は、必ず言いますので、それに対し彼は、
「はい、承知しました。」と答え、
・すらすらと、
・大きくも小さくもないが通る声で、
・しっかりとした話し方で、
・且つ、爽やかに、
・真剣な眼差しで、
・しっかりと正面を向き、
・身体や頭をほとんど動かさずに、
・私の目から視線をそらさずに、
自己紹介&PRを行い、
最後に、彼は、「以上です。ありがとうございました。」
と、お辞儀をし、〆ました。
なかなか素晴らしい自己紹介でした。
これだけで「内定!」って言いたいくらい気持ちのいい挨拶でした。
ははは、話が、なかなか「営業」に行かないですが、、、
いつものこと、お許しください。(笑)
創業以來、ず~っと一次面接を担当してますが、正直、この「自己紹介」で驚くことが、非常に多いです。
自分の経験からも(そうは言っても面接は新卒時のみですが・・・)、面接は「自己紹介が勝負だろう」と思っているのですが、
第一声で「では、自己紹介をお願いします。」って言うと、「へっ?」って顔をする人が少なくないのですよ。
いえいえ、新卒だけじゃないんですよ、これが。
むしろ、中途採用のいい年をした人の方が多いのです。
驚きですよ、まったく。
これも(ビジネス人生の0才~3才時に)ちゃんとした会社で教育を受けていないからでしょうか。。。それとも、本人の問題なのでしょうか。。。。(悲)
中には、「えっ、じこ、しょう~かい・・・ですかぁ~・・・」って人もいるくらいです。
その瞬間「不合格!」って言いたいところですが、ほんとにそういう人が多いので、それで落としていたら対象者がいなくなるので(笑)、潜在能力を見なきゃって考えて、なるべく我慢します。
でも、時々、我慢しきれない反応の人もいて、そういう時は、、、
「あなたねぇ~、面接の最初の試験は自己紹介なんですよっ!」
「その自己紹介で、おっ、なかなかいいねぇ~!って、思わせなきゃいけないんですよ。」
「面接って、そもそも、『私こそ、あなたの会社で採用すべき人物なのですよ!』ってアピールする場なんですよ!、にもかかわらず、最初の勝負所である自己紹介すらきちんと練習してこないって、、、、わかってますか?」
って、説教しちゃいます。(汗)
念のため、ですが、、、
応募していただくのは営業職の方だけじゃないので、別に、上手に話せなくてもいいのですよ、心構えと言うか、真剣味が伝わってくれば、まったく問題ないのです。(^^ゞ
(続く)
今日の社内はというと。。。
当社の「ザ・営業」と言えば、(私を除くと)このO部長です。
昨晩は、大阪で、お客様と夜中までご一緒させていただき、そのままカプセルホテルに宿泊、早朝の新幹線に乗り、8:30には東京本社に出社!というパワフルな若手リーダーです。