東森(どんせん)&MOMO、訪問報告です。
さてさて、昨日は、東森に、そして今日はMOMOに、見学に行ってきました。
まず、台湾の大手のTV通販会社は3社です。
1.東森グループ(5チャンネル保有)
・91年から小売(通販)を開始、
・99年にEコマースを開始
・現在のユーザー数:600万世帯
・すでに、中国22のTV通販通販会社と提携し、商品提供を行っている。
2.MOMOグループ(3チャンネル保有)
・2004年9月設立
・社員数:1525人
・株主は、(台湾の銀行の子会社の)台湾モバイル:51%
ロッテ(韓国):17%
東元集団(台湾の電気メーカー)
・現在のユーザー数:680万世帯
(内、Eコマースユーザー:450万人)
・売上:189億台湾ドル(637億円)
※TVが全体:60%、
※Eコマース:30%、だが、年々240%の成長!
・支払い:クレジットカード80%、現金20%、
・商品は、80%が大陸(中国)で生産、がブランドは台湾ブランド
3.Vivaグループ(1チャンネル保有)
・未訪問
とのことです。
TV通販の立ち上げは、中国よりも少し早いようですので、中国は学びに来ている訳ですが、台湾では、いち早く、TVは宣伝材料となってきており、発注はEコマースで購入、というパターンが徐々に主流になってきているとのことです。
台湾の人口は、2,300万人です。
その経済は、過去は日本が支えていたとのことですが、今は、80%を中国が支えているとのことでした。
で、今回の、中国通販業界を招いての親睦イベントです。
今回は、中国通販協会だけではなく、中国商務部や工作部などの官僚も招待し、それに相対する台湾官僚も出席し、中国を応対しています。
台湾は、明らかに大陸をターゲットにしていますね。
2300万人の国ですから、13億人をターゲットにするのも当然。
言葉にも問題がありませんので、日本が中国進出することと比べると、ハードルは非常に低いですね。
う~ん、ますます日本は厳しい状況に追い込まれそうです。。。。
一体、私に何ができるのだろうか、、、
真剣に考えこんでしまいます。。。
昨日の日経新聞に、尖閣の問題で、「中国人の70%は日本商品を購入するのにためらう」という記事が出ていましたが、あべさん、そんなことでいいのでしょうかねぇ~。
でも残り30%でも、
「4億人いるじゃん!」って思える人、Gooooodですが。(^^ゞ