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2014年1月23日


今日は、当社スタッフと一緒に、東京港区の青山にある

ルネス青山デンタルクリニックの小林院長を訪問しました。

要件は、2015年3月に控えた、

歯科医院のレセコン電子化に対するご提案を行うためです。

勿論、小林先生、すでに電子化をされてはいますが、

丁度、入れ替えの時期が近づいてきたこともあり、

業務全体を効率化し、生産性を向上できればとのご提案です。

そのために、現在の業務を細かくヒアリングさせていただきました。

 
 140123_1.jpg


おまけに、今、どうやってデータ入力しているかまで、

実際に、入力画面を詳しく見せていただきご説明いただきました。


 140123_2.jpg


歯科において、レセコン(医療事務:請求)のデジタル化は、

2015年3月末までに徹底させないとなりません。

医科と薬科は、すでに2011年3月末で完備されていますので、

残るは歯科と言うわけです。

 
その目的は、

1.レセプトにまつわる事務効率の向上

2.医療費の過大・不正請求の防止

3.医療費の透明化・平準化

です。

で、レセプトは請求ですから、診療そのものがきっちりカルテに記録され、

それを元に請求が出る訳ですから、

当然ながら上流のカルテも電子化しなければならない訳です。

 
いつの頃からか、病院に行くと、医師は患者と話す際に、

パソコンに向かいながら話をするようになりましたよね。

中には、まったく患者の方を見ない医師もいるほどです。(冷笑)

これが電子カルテです。

患者の全てのデータがデジタル化され、パソコンで管理されている訳です。

データがきっちり保管され、

また、いつでもどこでも同じデータで診察してくれる(MY病院構想)、

という安心感はある一方、患者を見ないで治療を進める医師も出てきてしまう訳です。

でも、歯科は治療(作業)しながら入力しなくてはならない訳ですから、

今後も、もっともっと、

即時入力に関する効率化(例えば音声認識)は、必須でしょう。


また、初診時に記入する問診票も、

患者が自らデジタル入力できるようになれば、効率化も図れますし、

患者も同じことを(書いたことを)聞かれることもない訳です。

皆さんもご経験ありませんか?

病院に行って、せっかく細かく書いたのに、同じことを先生から聞かれる!

さっき紙に書きましたけど。。。。と思わず言ってしまいますよね。(笑)


小林先生、そういうところに非常に気を配っていらっしゃいました。

おもてなしの気持ちは、医師でも同じです!と。


 140123_3.jpg


ということで、、、

お忙しい中、2時間にも渡り、ご説明いただきました。

先生、本当にありがとうございました。

より一層、歯科業界の発展をご支援できるようがんばります!


 
私、今まではなかなか現場に行ける時間が取れなかったのですが、

今後は、どんどん増やしてゆきたいと思います。

 
新しい発見は、やはり現場!ですよね。

新しい事業やサービスアイディアは、

現場(お客様)から生まれてくるものですから!


 

デジタルワン株式会社 代表取締役社長 中谷泰志

デジタルワン株式会社
代表取締役社長 中谷泰志

富士ゼロックス株式会社 本社営業戦略GM、壁紙ドットコム株式会社 創業・代表取締役社長、GMOインターネット株式会社 取締役を経て、2004年12月 デジタルワン株式会社を創業し、代表取締役社長に就任。他、金沢工業大学虎ノ門大学院客員助教授、一般社団法人日本優良品協会(LPAJ)設立・理事兼事務局長。


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