日本歯科TC協会のセミナーに参加!
今日は、日本歯科TC協会さんのセミナーを見学に行きました。
※TC=トリートメント・コーディネーター
トリートメントコーディネーター(Treatment Coordinator)は、
治療者と患者の間に立ち、
双方にとって満足のいく治療を進めるための調整役を行う。
米国では(クラークとも呼ばれる)名称として確立されており、
高度なコミュニケーション能力で患者へのカウンセリング、
プレゼンテーションを行い、
時には支払いについてのファイナンス計画まで立てる。
(日本歯科TC協会のHPのから引用)
朝10:00開始、大崎です。
日曜日だというのに、衛生士や助手、受付スタッフの方中心に、約80名もの方が参加していました。
会場は「満員!」です。
参加者は、ほぼ女性、若い方も多いです。
貴重なお休みにもかかわらず、勉強熱心な姿に感動しました。
まず、印象に残ったのは「総合力」という言葉。
これは、まさにTCの必要性を示すもの、
患者さんにとっての「歯科医療」が良くなるには、
医師だけではなく、医院全体の総合力が問われる時代であるということ。
そのためには医師ではなく、
患者さんが初めて来院された際に病状を詳しく聞き、
患者さんと一緒に治療計画を立てられる人、
患者さんが、先生には言えないこと、例えば費用とか、
不安な際に相談に乗ってあげケアできる人、
それが、トリートメントコーディネートであり、
医院側(医師、衛生士、助手、技工士、受付)からの一方的な視点ではなく、
患者さんの立場や目線に立ち、
コーディネートしてゆくことを目指す資格なのです。
歯医者に行って(病院でも)そういう人が出てきてくれたことってありますかね?
単に、初診受付、何やら過去病歴などたくさん書かされるが、医師にまた同じことを聞かれる。。。
じゃー、書く意味ないじゃん!って言いたくなりません???
まあ、これは病院の話しですが(笑)、
歯科医院では皆さんどうですか?
次に印象に残ったのは、
「この会で繋がりをもってほしい!」
です。
医師は、学会やスタディーグループなどで多くの繋がりを持てる環境にあるが、衛生士や助手や受付のスタッフは、その環境がない。
だから、どんどん繋がりをもって、皆で切磋琢磨してほしいということ。
コミュニケーション練習として、近くの人と自己紹介し合う時間も設定されていました。
ということで、とっても残念でしたが、
本日、午後からの講演(当社セミナー)がありますので、高原陽子講師の授業を途中で抜けて会社に戻りました。
※高原陽子さんのご経歴
青学英文科卒業後、日本の一般企業に就職。
その後再び渡韓し、アジア最大規模を誇る歯科ネットワーク
Ye Dental Clinic本店に入社。
1,000人を超えるグループ職員唯一の海外トリートメント・
コーディネーターとして、医院を訪れる顧客(患者)の治療アレンジ、
医院広報、教育、院内コミュニケーション業務をこなす。
現在はフリーにて日本と韓国の両国で多数の医療マーケティング、
人材育成の講演・執筆活動を行っている。
ということで、先程、セミナー講演、終了しました。
今日は、朝から有意義な1日でした。
最後に、TC協会の上代先生とのツーショットをお届けしますね!(^^ゞ
明日からいよいよ師走ですね!
今年もきっちり終われるようがんばります!(^^ゞ