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2014年2月25日


昨晩は、会食で遅かったので、ちょっと眠ぅっっ。。。。

っと思ってましたが、朝から経営者の諸先輩方にお会いしますと、

一気に気が引き締まりました。

 
さて、経営者朝飯の会、今月から場所を変えて、

ホテルニューオータニでの開催となりました。

 
ここ、当社から、歩いて行けます。。。

ですので、出張や弔事以外の欠席は許されませんね。(> <)

 
で、今日の講演はっと、、、、

大塚製薬の岡田信良部長が、

仕事を離れ、防災士としての、

「期待できない『公助』、今すぐ始める『自助』『近(隣)助』」

と題する講演でした。


 
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つまり、

首都直下型地震に対する備えに関して、

です。

 
首都圏の過去の震災は、
 
1703年 元禄地震  M8.5
1923年 関東大震災 M8.2
1995年 阪神淡路  M7.3

※M=マグニチュード

だそうで、地殻の状態を考えると、

首都圏地震は、これ以上の規模の大震災が、

いつ発生してもおかしくない状態だそうです。(おー、怖)


ですので、首都圏にオフィスを置く経営者にとっては、

リスクマネジメントとして、とても大切なことですよね。

 
というのも、早いもので、、、、

今年の3月11日で、3年を迎える東日本大震災の教訓も、

「喉元過ぎれば・・・」と、

防(減)災に対する意識も風化しつつある今日この頃を反省し、

来るべき災害に備えて出来ることを一つずつこなして行く大切さを

教えていただいた講演でした。

 
そういえば、あの時(3.11)は、丁度、新卒の面接中であり、

横揺れが1m以上あったでしょうか、、、

そして、室内は、キャビネットが倒れ(誰も下敷きにならずにすんだ)

携帯(特にSB)はまるでつながらず、

顧客訪問中の社員や家族とも連絡がとれず、

徐々に連絡が取れ始めたら、

食事中だったレストランが火事になり何とか難を逃れた、、、

そんな状況の中、

社員一人一人の安否を確認しながら夜中まで会社で待機し、

社員が全員自宅に帰ったことを確認し、

自宅に帰れないスタッフをビジネスホテルまで送り、

夜中の3:00頃に帰宅したのを思い出しました。

 
間違いないですね。

確かに、きちんとした備えは不可欠です!(> <)

 
講演の内容は、

1.首都直下地震とは
2.想定被害
3.今、できること

でした。

 
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ピンクで囲まれた部分、

豊島区の真ん中くらいから23区ギリギリまで「直下地区」です。

一方、海側のグレーで囲まれた部分は「液状化地区」です。

で、ほぼ大丈夫なのは、千代田区、港区、中央区、文京区、でしょうか。。。

半分くらい大丈夫なのが、渋谷区、新宿区、豊島区、台東区、ですね。

 
ということで会社(千代田区)は大丈夫のようですが、

自宅は。。。。ってことになります。

 
でも、どこででも、震災が起こったら、救助は期待できません。


 
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講演によると、想定のけが人は重傷者で24,00人、

都区部で13,000人ですが、

首都圏の救急車の数は「337台」、東京は「70台」しかなく、

怪我をしても助けてもらえません!


だからこそ、

自助で備えを!

とのことです。


  
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1週間分は必要とのことです。


さあ、皆さん、準備を怠ることなく!

これも経営者の責任ですよね。(^^ゞ


 
 

デジタルワン株式会社 代表取締役社長 中谷泰志

デジタルワン株式会社
代表取締役社長 中谷泰志

富士ゼロックス株式会社 本社営業戦略GM、壁紙ドットコム株式会社 創業・代表取締役社長、GMOインターネット株式会社 取締役を経て、2004年12月 デジタルワン株式会社を創業し、代表取締役社長に就任。他、金沢工業大学虎ノ門大学院客員助教授、一般社団法人日本優良品協会(LPAJ)設立・理事兼事務局長。


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