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制作ガイドラインのメリット

【Webコンサルティング_Webサイト設計・制作】EC構築 コンサルティングレポート・コラム no.2

◎このコラムで伝えたいこと
  • 制作ガイドラインに沿って作業することで各更新者のスキルに依存しない、
    一貫性と品質を維持したWebページが作成できる。
  • コンサルのノウハウを制作ガイドラインに落とすことで、 成果を出すWebサイトにする。

Webサイトのデザインやユーザビリティの品質は、訪問したユーザーがWebサイトを通じて感じる
企業イメージやユーザーのサイト内の行動に大きく影響を及ぼします。

しかし、Webサイトの更新における問題点として、
・複数の部署/担当者が更新するため、更新者によってデザイン・ライティングの表記が
 バラバラである。
・依頼する制作会社によって、ファイル名やCSSの記述方法が異なる。
というのは、現場でよく聞く話です。

そこで、制作ガイドラインを作成し、ルールに沿って運用することをお勧めします。

お客様はシステム開発会社で数百数の商品・サービスを開発・提供しております。
各商品・サービス紹介ページは、複数の部署の多くの担当者が行っているため、文章の記述方法
から文字量・色使いなど、Webサイト全体が統一されていませんでした。

また、リンクに下線がないデザイン仕様になっているため、リンクがある、ということになかなか
気づいてもらえない、というのがユーザビリティ調査でも判明致しました。

ユーザビリティ調査とは

ほんの些細な部分ですが、これらがユーザーにストレスを与え、離脱してしまう要因ということ
に意外と運営者は気づきにくいものです。

ユーザビリティやアクセシビリティの観点からのご提案も盛り込んで、以下の様な
制作ガイドラインを策定しました。
・大見出し、中見出し、小見出しの使用ルールの統一
・テキストリンクの前に、マーカー(→)を配置
・アイコンパターンの統一
・機能説明のデザインテンプレート
・強調すべき箇所に目がいくような色配置


さらに、単なる制作ガイドラインにとどまらず、多くのWebサイトを改善してきた当社の
『成果をだすWebサイトにするためのノウハウ』も盛り込んでいます。

本件は、「お問い合わせ数を増やす」というのがお客様の最終目的でしたので、実現させる
ために、具体的に以下のライティングのポイントも追記しています。
・キャッチコピーの内容、文字数
・商品/サービス説明の文章の記載内容(他社との違いや、選ばれる理由等)


お客様から、『一貫したデザイン、ユーザビリティ・アクセシビリティ、コンテンツ内容の品質を
継続的に保つことができ、最終目的である「コンバージョン率をあげる」という目的に貢献
できている』、というご感想を頂戴しました。


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