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2013年5月 2日


昨日は、久しぶりにこの方々とお打ち合わせ及び会食の機会を持たせていただきました。

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ご紹介しますが、世界最大の検査機関であるSGS社日本法人の古川さん(右)と亀井さんです。

おそらくは、皆さんは御存知ないかと思いますが、

SGS社は、世界最大の検査、試験、審査機関であり、

 ▶創立 1878年 フランス・ルーアン

 ▶本社 スイス ジュネーブ

 ▶従業員数 60,000人(全世界)

 ▶業務内容

  ・認証サービス(ISO、政府規格等に基づくシステムの審査 等)

  ・検査サービス(各種規格に基づく品質、性能試験 等)

  ・検品サービス(サプライヤー評価、貿易品の船荷前検査 等)

 ▶全世界150カ国、1,000カ所を超える関係関連会社/事務所

 ▶340ヵ所を上る実験施設。

であり、私たちの関わりあいとしては、

 ▶中国国内 50事務所、95実験室、従業員数約10,000名

と、当社が行う、日本企業の中国通販市場進出支援事業での提携を行なっている会社さんです。

皆さん、日常、なにげに外国商品を購入されていると思いますが、どの国でも輸入商品に対しては、商品ごとに厳正な基準が設けられております。

ゆえに、商品を海外へ輸出する場合には、その国の基準をクリアしていなくてはならず、ゆえに、第三者機関が検査し、クリアしているかどうかを証明しなくてはならないのです。

それを行なっている世界No1の企業がSGS社なのです。

尚、中国では、以下のような基準があります。

  GB=『中華人民共和国標準化法』の規定に基づく、国家規格。
 
  中国読みで「国家標準」を「GuojiaBiaozhun」の頭文字からとられ
  略称されており、GBの種類としては国家標準、業界標準、地方標準、
  企業標準があげられる。

 【国家標準】
  ・GB =中華人民共和国 強制国家標準
  ・GB/T=中華人民共和国 推奨国家標準
  ・GB/Z=中華人民共和国 国家標準化指導性技術書

特に、身体に触れるもの(化粧品など)や食べる物(食品類)に対しては、非常に厳しい基準があり、化粧品や食品においては動物などによる実験を行わなくてはならないものもあり、通常、クリアするまでの期間として最低1年はかかると言われています。

今回は、実は、日本への輸入検査における世界情勢に少し動きがあり(厚生労働省の発表)、それをどう活用するか?という打合せを行った訳です。

詳しくは、企業秘密ですので、そのうちに、お話しますね。(^^ゞ

このSGS社、台湾での認知レベルはトヨタ並!

消費者は、SGS社が検査している商品であれば問題なし!と考えるくらいの高レベルの商品検査を行う企業として認知されています。

が、残念ながら、日本での知名度はほぼなし。(T_T)

でも、言ってみれば、

日本の商品と世界の消費者の結び付け役、

であり、且つ、

世界の商品と日本の消費者の結び付け役、

でもあります。

こんなすごい会社、皆さんにもっと知っていただかないとなりませんね。

デジタルワン株式会社 代表取締役社長 中谷泰志

デジタルワン株式会社
代表取締役社長 中谷泰志

富士ゼロックス株式会社 本社営業戦略GM、壁紙ドットコム株式会社 創業・代表取締役社長、GMOインターネット株式会社 取締役を経て、2004年12月 デジタルワン株式会社を創業し、代表取締役社長に就任。他、金沢工業大学虎ノ門大学院客員助教授、一般社団法人日本優良品協会(LPAJ)設立・理事兼事務局長。


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