その前に、ちょっと、
昨日のお出迎えから、潜水艦の見学をレポートしますね。(^^ゞ
到着してすぐにお昼ごはんでした!
幹部の方から御膳を渡され、
隊員と同じ食事です。
富士ゼロックス時代の研修所での食事を思い出しました。
だからか、とっても馴染みました。
何か、ビジネスマン人生の故郷に帰ってきたような。。。
私、こういうの結構好きなんですね!(^^ゞ
で、食事後、潜水艦へ移動。
「ふゆしお」という潜水艦であり、
現在の日本の潜水艦の中では最も古いものだそうです。
まあ、仕方がないですよね。
最新式だとすると、機密保持できないですからね。
それでも「撮影禁止」です。
中に入るには、甲板の小さなハッチから約5mくらい垂直に降ります。
これが、なかなか大変。
勿論、私は大丈夫でしたが、ご年配の経営者の方は、
ご遠慮された方もいらっしゃったくらいです。
はしごから手が滑ったら「落下」ですので、結構危険です。
※ハッチ自体も撮影禁止なのです。
でも隊員の方は、あっという間に降ります。
さ、す、が!ですね。(^^ゞ
で、これが唯一、艦内で撮影していただいた写真。
いわゆる打ち合わせルームだけ、撮影OKだそうです。
セピアな写真で戦時中を彷彿とさせますね。
いい演出ですね。(^^ゞ
4班に分かれての見学(撮影)でした。
で、午後から訪問した潜水艦博物館で、船内を再現していましたので、
我々素人が見るとまるで同じなので、その写真をお見せしますね。
はい、まずは、なんと言ってもこれ、「潜望鏡」です!
隊員の方は、時には、これを6時間見続けることもあるそうです。
最新式は、外にカメラを設置し大きなディスプレイで皆で見るそうですが、
旧式は、担当者1人が「目で見続ける」のだそうです。
次にレーダー。
映画でよく出てくる音で敵艦などと探知する「ソーナー」は、
見ることができません。
暗い海の中に潜ったら目で確認することはできませんので、
すべて耳で探知する訳ですから、最重要機密事項ですよね、やっぱ。
で、これが艦内。
とにかく狭い!(> <)
廊下も一人がまっすぐ歩くのがやっと。
ベッドは3段。
飛び起きたら、思いっきり頭を打ちますね、これは。(笑)
それに狭い!!!
寝返りなど絶対に打てません。
そうそう、乗員は、皆、艦長も同じ広さのベッドです。
それくらいスペース節約であり、
また、チームワークが重要とのことです。
この狭い潜水艦の中で、プライベートなく数ヶ月を一緒に過ごす訳ですから、
※最新鋭の艦だと、
浮上もせずに「半年間」も海の中にいることもあるそうです。。。
半年間ですよ、半年間。
休みはあっても艦の中、相当な精神力がないと乗れないですね。。。
だから、乗務員としての適性もしっかり見られ、且つ、徹底して鍛えられるそうです。
自分勝手は絶対に許されない場所ですね。
これがトイレ。
これがシャワーです。
水は、節約の第一位ですので、シャワーは3~4日に一度です。
これもチームワークの精神ですね。素晴らしい!
で、これ、何だと思いますか?
実は、蛍光灯が2色になってるのです。
なぜかって?
それはですね、艦内(光が届かない海の中)にいると、
昼か夜かがわからなくなるそうです。
だから、夜は赤い蛍光灯にするそうです。
精神力も相当鍛えられますね!、すごい!
で、食事は1日4回。
海上自衛隊の中で、潜水艦の食事が一番良いそうです。
食事しか楽しみがないという、それだけ過酷な職場だということだそうです。(> <)
で、金曜日には、決まってカレーが出るそうです。
というのも、、、、
何ヶ月も乗っていると曜日もわからなくなるので、だそうです。
あと何回カレーが出ると陸に上がれる!
って数えながら乗っているそうです。(隊員談)
これが潜水艦の典型的な組織体制、
日本の潜水艦数
練習艦を含め全20艦だそうです。(^^ゞ
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さてさて、いよいよ卒業式の開始です。
まずは、10:15に、海上幕僚長のお迎えから始まります。
海上幕僚長とは、海上自衛隊のトップです。
海将補(昔の少将)、
海将(中将、大将)、
の、そのまた上、まさにトップ、企業で言えば代表取締役社長ですね。
海上自衛隊は3~4万人の組織とのことですので、
丁度、富士ゼロックスグループ(約3万人)の代表取締役社長と同じくらいの立場ということですね。(^^ゞ
雪が散らつく中、隊員全員で(我々も一緒に)お迎えします。(寒)
音楽隊が出迎えます。
写真には映っていませんが、ぎりぎりの所まで専用車で、です。
そして幕僚長がご挨拶。
ご挨拶終了後、全員で会場に向かいます。
会場には、すでに卒業生と在校生が揃っていました。
2階に上がります。
家族は1階ですが、我々は2階となります。
さてさて、まもなく開始です!
(続く)